アントニオ猪木

メディア論考

『プロレス悪役シリーズ』(一峰大二:画、 真樹日佐夫:原作)は、1話完結で実在のレスラーを主人公に、虚実ないまぜのストーリー

『プロレス悪役シリーズ』(一峰大二:画、 真樹日佐夫:原作)は、1話完結で実在のレスラーを主人公に、虚実ないまぜのストーリーを展開するセミドキュメントコミックである。全5巻のうち、今回は第1巻のアントニオ・ロッカについて述べてみよう。
メディア論考

『こんなプロレス知ってるかい』(ユセフ・トルコ著、KKキングセラーズ)はユセフ・トルコが中立の立場でBIについて語る

『こんなプロレス知ってるかい』(ユセフ・トルコ著、KKキングセラーズ)をご紹介しよう。1984年4月25日初版一刷の懐かしい書籍である。アントニオ猪木派と思われたユセフ・トルコが、齟齬からその立場を離れ、比較的中立の立場でBIについ...
メディア論考

『史論ー力道山道場三羽烏』(辰巳出版)はジャイアント馬場、大木金太郎、アントニオ猪木のアメリカ武者修行時代俯瞰

『史論ー力道山道場三羽烏』(辰巳出版)を読了した。ジャイアント馬場、大木金太郎、アントニオ猪木という力道山道場三羽烏のアメリカ「武者修行」時代にスポットを当てて、誰が力道山の真の後継者だったのかを考えさせる書籍である。
中継論考

ジャイアント馬場対ゴリラ・モンスーン、第11回ワールドリーグ戦の真相はアントニオ猪木の初優勝と深く関わっていた

ジャイアント馬場対ゴリラ・モンスーンは、第11回ワールドリーグ戦の開幕戦に行われた(蔵前国技館)。ジャイアント馬場はゴリラ・モンスーンに敗れ、アントニオ猪木はボボ・ブラジルに敗れるという波乱の幕開けは、馬場一強時代からBI時代への移行を意味した。
中継論考

大木金太郎は馬場対エリック戦でも自己主張したカタイレスラー

今日はフリッツ・フォン・エリックの祥月命日である。過去の試合でさりげなく目立っているのが大木金太郎だ。ジャイアント馬場のセコンドをつとめている。昭和プロレスの大試合にさりげなくセコンドをつとめる自己アピールを懐古する。
メディア論考

ジャイアント馬場のプロレスとアントニオ猪木のプロレスの違い

ジャイアント馬場とアントニオ猪木。昭和プロレスでは、もちろん外せないツートップであるが、そのプロレスラーとしてのスタイルやプロレス観は全く違うと言われている。具体的にどう違うのかを、実際のレスラーの証言から論考し、懐古してみよう。
ポスター論考

コブラツイスト、ジャイアント馬場とアントニオ猪木から考える

コブラツイスト。相手の身体に自分の手足をブドウのツタのように巻きつけ締め上げる。日本名はアバラ折りという。昭和プロレスではアントニオ猪木の得意技だったが、ジャイアント馬場が使うようになってから必殺技は卍固めに切り替えている。懐古しよう。
ポスター論考

日系レスラー、誰がガチで誰がギミック?

日系レスラー。昭和プロレスの本場アメリカで、日本から移住してきた人をルーツとするレスラーである。彼らは、多くは田吾作スタイルで悪役に徹してリングを盛り上げ金を稼いだ。しかし、ファンタジーの世界は、その経歴すらも怪しい日系レスラーがいる。
メディア論考

京愛子と岡田京子時代の女子プロレスが登場『関東テキ屋一家』

京愛子と岡田京子。これは昭和プロレスファンでも、必ずしもご存知でないかもしれない。黎明期の女子プロレスを競ったツートップである。その頃の動画はもはや残っていないと思われたが、『関東テキ屋一家』(1969年、東映)のお祭りシーンに登場した...
メディア論考

ジャイアント馬場『喜劇駅前茶釜』で“ラブシーン”まで経験した

ジャイアント馬場が、アメリカのサーキットを中断して帰国したのが1963年。第5回ワールドリーグ戦に参加するためだが、すでにその頃は集客も風格も、日本陣営では先輩たちをごぼう抜きして力道山との2枚看板だった。その頃の国内人気はどうだったの...